搭乗ゲート事例(薄型Mini-ITXマザーボードAIMB-286)
2020/12/08
イントロダクション
課題
- 様々な手続きを簡単に通過できるよう、歩きながら行えるシステムの形成
- デザイン性が高くかつコンパクトなキオスク端末に組込める薄型なフォームファクター
- 顔認識システムが様々な場所に配置されているセルフチェックカウンター、搭乗ゲート、税関検査場などで「リモートでの管理&メンテナンス」で安定して運用できるソリューション
- 実績のあるデザインインサービスや迅速なサポートによるの「Time To Market短期製品化支援の包括的なカスタマイズサービス」
ソリューション

省スペースでもパワフルなスペックなMini-ITXマザーボード
搭乗ゲートをリアルタイムで効率的に監視・管理するため、AIMB-286は、IoTデバイス運用管理ソフトウェア、Wise-DeviceOnをバンドルしています。このソフトウェアは安定した動作で顧客満足度を向上させ、トラブルシューティングにで発生する人件費やメンテナンス費用を削減することができます。
また、デバイスをリモートで監視・管理を行うことができます。BIOS更新が中断されても、デバイスリスクや、ソフトウェア更新、BIOS復帰に関する通知をすぐに受信できます。この機能で、メンテナンス費用を最小限に抑え、システムの信頼性を高めることができるのです。
アドバンテックのワンストップショップサービス(関連するあらゆる商品を取り揃える販売形態)で、ドメインフォーカスな要件のソリューションの開発、そしてケーブルや包装などもカスタマイズしました。また当社の経験豊富なBIOS・AEチームに依頼して、CPU温度監視やファン設定を有効にしました。こうして、アプリケーションの「リアルタイム監視」、「高信頼性な運用要件」を満たすことができたのです。また、生産品質を保証するため、アドバンテックの厳格な検証プロセスで全て認証されています(ベンダー調達、互換性試験、落下試験、量産品質管理を含む)。 最終的に、アドバンテックは効率的なサービスを提供する「One Advantech Service」を導入しました。このサービスでは、本社の製品チーム、それぞれの地域のFAE/RMAチーム双方と協力、24時間以内に迅速な技術サポート・修理サービスを提供するサービスです。
結論
AIMB-286
- Intel H310チップセット搭載の第9世代Intel®Core™iプロセッサー(LGA1151)対応
- 2つの260ピンSO-DIMM、最大32GB DDR4 2666MHz SDRAM
- PCIe x 4(Gen 3)、1 M.2 Bキー、1 M.2 Eキー、4 USB 3.0および3 SATA III対応
- DP / HDMI / LVDS(またはeDP)のデュアルディスプレイ対応
- TPM 1.2 / 2.0対応(オプション)
- 12V DC入力のTHIN Mini-ITXマザーボード
