医療デバイス導入事例(産業用マザーボード「AIMB-286 & AIMB-223」)
2021/01/21
アプリケーション要件
このように、医療サービスには「生死の問題」に関与する場合があります。そのためこうしたサービスに必要不可欠である「医療デバイス」の動作状態は常に完璧でなければなりません。看護師や医師などの医療従事者は、業務を効率的に行う「信頼性の高い医療機器」を必要としています。先ほども述べたように、「1つのエラーがサービスフロー全体を危険に晒してしまう可能性」が実際にあるのです。さらに、最も重要なのが、医療データをはじめとする「機密情報」です。こうした医療データを漏洩してしまえば、重大な法定刑罰や罰金刑が発生してしまう場合があります。だからこそ、医療システムには、OSやファームウェアレベルで「セキュリティに欠陥がないかどうか」が非常に重要なのです。

課題
ソリューション
AIMB-286には、第8/9世代インテル®Core™ iプロセッサー(LGA1151)が搭載されており、Intel® H310チップセットに対応しています。最大32 GBのDDR4 2666 MHz SDRAMの2x 260-pin SO-DIMMを搭載することで、大容量を必要とするメモリ要求にも対応することができます。また、高性能グラフィックカード用のPCIe x4(Gen 3)スロットもあり、このTPMで保存データを保護します。こうした機能性・コンパクト設計により、AIMB-286は1Uの筐体に収納可能です。
主な機能
- コスト効率の高いBIOSセキュリティソリューション
- 使いやすいインターフェイスでブートデバイスの優先順位付けが可能
- BIOS障害からの自動リカバリで運用コストを削減
- Intel® H310チップセット搭載の第8/9世代Intel® Core™ i プロセッサー(LGA1151)対応
- 最大32 GBのDDR4 2666 MHz SDRAMの2x 260-pin SO-DIMM
- マルチディスプレイI/Oで高汎用性のHDMI(タイプC Alt.、LVDS/ eDP)3画面同時表示対応
- 1x PCIe、1x F/S miniPCIe、2x M.2、4x USB 3.1、2x USB 3.0、2x SATA III対応
- ロープロファイル設計でDC12V~DC 24Vの広範囲の電源入力対応
- WISE-DeviceOn・組込みソフトウェアAPI対応

- Intel® Core™ i7-8665UE/i5-8365UE/I3-8145UE/Celeron 4305UE、15W TDP、BGA 1528 16nmプロセッサー対応
- 最大32GBのDDR4 2400 MHz SDRAMの2x 260ピン SO-DIMM
- PCIe x 4(Gen 3)、1x M.2 B key、1x M.2 E key、6x COM、4x USB 3.0、3x SATA IIIに対応
- DP/HDMI/LVDS(またはeDP)のデュアルディスプレイ対応
- TPM 1.2 / 2.0(別売り)対応
- DC12V入力が特長の薄型mini-ITXマザーボード
- WISE-DeviceOn・組込ソフトウェアAPI対応
