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AIエンジン“Hailo-8”を2基搭載したGPUカード「EAI-3300」を発売

2025/01/15
〜 ビジョンAIアプリケーション向けて、M.2モジュールに加えPCIeカードもラインナップ 〜


 アドバンテック株式会社(東京都台東区、社長 吉永和良)の本社 Advantech Co., Ltd (台湾、TWSE: 2395、以下 アドバンテック)は、2024年12月にAIエンジン Hailo-8を2基搭載したPCIeカード「EAI-3300」のリリースについて発表しました。

 新製品「EAI-3300」の日本市場投入は2025年1月を予定しています。なお同じくHailo-8を搭載したM.2モジュール「EAI-1200」は販売中です。

▶   Advantech Co., Ltd – 発表資料    >>  

 ※以下、本プレスリリースの翻訳となります。


プレスリリース

アドバンテック、ビジョンAIアプリケーション向けHailo-8搭載AIアクセラレーションモジュールを発表

 Advantech Co., Ltd (以下 アドバンテック)は、Hailo-8 AIエンジンを搭載した最新のAIアクセラレーションモジュールEAI-1200およびEAI-3300を発表し、発売を開始いたします。これらのモジュールは、同等のAIモジュールやGPUカードの12倍以上の電力効率を達成しながら、最大52TOPSのAI性能を実現します。

 標準的なM.2およびPCIe規格で設計されたEAI-1200およびEAI-3300は、多様なx86およびARMベースのプラットフォームとシームレスに統合することができ、AI機能を組み込むために既存のシステムやボードの迅速なアップグレードを可能にします。

   これらのAIアクセラレーションモジュールを使用することで、開発者はHailo-8 NPU(Neural Processing Unit)で推論を効率的に実行しながら、CPUでは主にアプリケーション処理を行い、リソースの割り当てを最適化することができます。

 これらのモジュールには、HailoRTとのシームレスな統合を実現するEdge AI SDK、既存のモデルを変換するDataflow Compiler、事前学習済みのアプリケーション例を提供するTAPPASなど、ユーザーフレンドリーなソフトウェアツールキットが提供されます。これらのツールは、エッジにおけるビジョンAIアプリケーションの開発を加速します。

「EAI-1200」 M.2モジュール: ビジョンAIセキュリティの開発を加速

 「EAI-1200」は、Hailo-8 VPUをシングル搭載したM.2 AIモジュールで、最大26TOPSの演算性能を発揮しながら、消費電力は約5ワットです。オプションのヒートシンクは、-40~65℃の温度範囲での動作をサポートし、容易な統合を保証します。この費用対効果の高いモジュールは、特にARK-1221LAIR-150AFE-R770などのアドバンテックの小型の産業用PCや組込みボードにバンドルするように設計されており、手荷物検査、労働安全、自律移動ロボット(AMR)などのアプリケーションにおけるAIの活用を促進します。



「EAI-3300」 GPUカード: AIアプリケーションを医療画像解析に拡大

 「EAI-3300」は、Hailo-8 VPUを2基搭載したPCIe接続のAIアクセラレーションカードで、最大15ワットの消費電力で52TOPSのAI処理能力を提供します。このロープロファイル設計のカードは、様々なシャーシ構成への容易な統合を保証し、最適化された冷却ソリューションは、-40~70℃の温度範囲で信頼性の高い動作を可能にします。このカードは、AIR-510AIMB-279ARK-3534DなどのPCIe拡張スロットを備えたアドバンテックの産業用PCや組込みボードと互換性があり、医療画像解析、交通監視、欠陥検査など要求の厳しいAIアプリケーションに最適です。


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【補足資料】