高校生と一緒に”働く”について考える「ガールズテックプログラム」
2024/11/15
アドバンテック株式会社(東京都台東区、以下、アドバンテック)は、福岡県が女子中高生をメインターゲットに実施しています探究学習プログラム「ガールズテックプログラム」を、2024年11月5日、福岡県・直方事業所にて開催しました。当日は県内の高校生を招いて、「製造・半導体関連企業の女性就労比率を向上させるためにはどうすればいいか」というテーマで、高校生と社員が交流をはかりました。
社会課題に貢献する半導体と電子機器
今回は福岡県立香住丘高等学校の1年生 30名に参加いただきました。事前にアドバンテックの事業内容について学習された生徒さん達に、改めてアドバンテックの会社・事業説明をしながら、半導体がどのように利用されるのか、アドバンテックはどのように半導体を使って社会課題に取り組んでいるのか、その開発・製造はどのようになっているのか等、複数の職場見学を通じてより深く学んでいただきました。
当日は県内から30名の高校生が参加.
半導体や電子機器が
社会にどう貢献するかを説明
製品が一堂に展示されたショールームを見学
半導体が実装される工程を見学
(PCB実装ライン)
ものづくりメーカーの様々な職場・工程を見学
女性目線の”働ぎがい”についても触れながら
いろいろな職場を説明
「実は〇〇回転寿司屋や〇の〇バーガーショップの注文端末にアドバンテックの製品が採用されているんですよ」とスタッフが説明すると、有名店の名前に「へーー」と感嘆の声が。便利なシステムの裏方として稼働しているアドバンテックの製品を身近に感じてもらいました。
女性が働く職場とは?
「産業用PCにちょっと興味がある」と自ら志願し参加いただいた生徒さん達との学習テーマは「製造・半導体関連企業の女性就労比率を向上させるためにはどうすればいいか」。どのような職種があるのか、生産、製造、人事、マーケティング部門からそれぞれの女性社員が参加し、どんな仕事をしているのか簡単に自己紹介を行いました。製造業だからと言って必ずしも理系の業種とは限らず、いろいろな部署で多くの女性が活躍していることを知っていただきました。
なお、生徒さん達は帰校後、実体験から得た学びとして、本テーマの課題解決について、ディスカッションや学内発表会などの事後学習を行います
工場見学の後は「働き方」について対話
女性としての働きがいや求められるスキル
について、生徒さんから質問が
生徒さん達は学校に戻り、職場見学から感じたことを事後学習します
アドバンテックはこれまでも産学官のパートナーの皆様との共創の輪を育んでまいりました。本プロフラムへの参加は、アドバンテックがビジョンとする「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントで持続可能な地球を実現する)」の一環であり、今後も積極的に参加してまいります。
後記
短い時間でしたが、我々にとって、将来の担い手の候補である地元の高校生と交流は、地域企業への関心はもちろん職種・業種の認知・興味につながる貴重な時間となりました。
初めての試みに、実は社員も少し緊張ぎみ
終始真剣な学習態度だった生徒さん達も
最後にはこの笑顔
福岡・RKB毎日放送局の取材もあり
夕方のニュースで紹介されました
香住丘高等学校の皆様、「ガールズテックプログラム」にご参加いただきありがとうございました。
いつか一緒にお仕事ができる日を楽しみにしています!
社員一同より
1983年台湾にて、アドバンテック(研華股份有限公司)を創設。
40年以上にわたり産業向けに高品質・高性能のパソコンを開発してまいりました。2024年現在、3,000を超える様々なIoT機器をラインナップ。世界26か国95都市にて拠点を構えた産業用パソコン市場の世界シェアNo.1※メーカーとして、AI × IoTプラットホームサービスを通じ社会課題を解決することで豊かな未来を育むことを目指しています。
※出典元:OMDIA - 産業用PCの市場の世界シェア1位。42.5% (2023年版)
日本においては、1997年に「アドバンテック株式会社」を設立。
2018年にオムロン直方株式会社と資本業務提携をし、さらなる販売拡充とともに、市場のご要望に迅速にお応えできるよう設計から生産までを請け負う(DMS/ODM)サービスも展開。
台湾のスピードと今まで培ってきた技術力を融合させ事業を展開することで、パートナー様に必要とされるブランドを確立して参ります。