Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2)へのアップグレード:アドバンテックのエッジAIシステムによるパフォーマンスとエネルギー効率の最適化
2025/01/14
2025年1月13日、アドバンテック株式会社(東京都台東区、社長 吉永和良)は、2025年 に向けた一連のアップグレードを発表します。産業用ATXマザーボード、PICMG 1.3 フルサイズシングルボードコンピュータ(SBC)、コンパクトIPC、マザーボード、モジュラーIPC、サーバマザーボードなど、同社の幅広いプラットフォームが最新のIntel® Core™ Ultra 5/7/9プロセッサ(シリーズ2)にアップグレードされ、最大24コアおよび24スレッドに対応します。これにより、計算パフォーマンスが向上し、大幅に処理時間が短縮されるとともに、高い電力消費や熱問題にも対応可能になります。これらのシステムは、機械自動化、マシンビジョン、エッジAIアプリケーションに理想的な進化をもたらします。
Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2):パフォーマンスと持続可能性の再定義
最新世代のプロセッサは、パフォーマンスとエネルギー効率の面で革新的な進展を遂げ、前世代に比べ 最大20%の性能向上を実現し、高性能コンピューティングの新しい基準を打ち立てました。 さらに、Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2)は、エネルギー消費を大幅に削減し、前世代と同 等の性能を半分の電力で実現します。これにより、ESG設計の原則と完全に調和し、持続可能な開発を 目指す企業に強力なサポートを提供します。また、新シリーズにはNPU(ニューラルネットワーク プロセッシング ユニット)が搭載され、最大36TOPSのAI処理能力を発揮します。これにより、基本的なAIアプリケーションの開発が加速し、さまざま な業界におけるインテリジェントな変革を促進する理想的な選択肢となります。
次世代AIとパフォーマンスで業界の革新を加速
Intel® Core™ Ultraプロセッサ(シリーズ2)は、産業用アプリケーションに新たな可能性を提供し、優れたパフォーマンスと効率を実現します。産業オートメーションでは、システム統合がシームレスになり、迅速で信頼性の高い運用が促進されます。エッジコンピューティングやスマート製造では、AI処理 の加速機能により、迅速なソリューション展開と開発サイクルの短縮が可能です。高い電力消費や熱管 理の課題にも対応し、革新を促進する基盤を提供します。 また、強力なAI処理能力で、機械視覚や画像解析において比類のない速度と精度を実現します。
アドバンテックの最新AIMB-789およびAIMB-709 ATXマザーボードでパフォーマンスと拡張性を最大化
アドバンテックは、Intel® Core™ Ultra プロセッサ(シリーズ2)に対応した高性能マザーボード、AIM B-789とAIMB-709を提供しています。AIMB-789は、最大192GBのDDR5メモリ、PCIe Gen5 x16スロット、PCIe Gen4 NVMe SSDをサポートし、大容量データ処理やAI、エッジコンピューティング、製造業 の自動化に最適です。優れたデータ転送性能と豊富なI/Oオプションを備え、要求の高いプロジェクト にも対応します。AIMB-709は、最大96GBのDDR5メモリと、1基のPCIe Gen5 x16スロット、3基のPCIe Gen4 x4スロットを搭載し、バランスの取れた性能を提供します。スマート製造やマシンビジョン、監視システムなど、柔軟な拡張性が求められる環境に最適な選択肢です。これらのマザーボードは、産業分野での多様なニーズに対応し、信頼性と高い性能を提供します。
製品情報 :
製品 | 機能 |
AIMB-789 |
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AIMB-709 |
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MIC-780W |
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MIC-780H |
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PCE-2134/ 2034 |
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ASMB-589 |
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ASMB-789 |
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Intel® Core™ Ultra プロセッサ(シリーズ2)を搭載した新型産業用マザーボードおよびIPCシステムが 近日中に発売予定。これにより、産業アプリケーション向けに強化されたパフォーマンスと効率が提供 されます。
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