高精度リアルタイム制御とシステム統合に対応したAMAX IoTコントローラ製品群を展開
2025/07/29
アドバンテック株式会社(東京都台東区、代表取締役社長 吉永和良)の本社 Advantech Co., Ltd(台湾、TWSE: 2395、以下 アドバンテック)は、PLC・HMI・IoT機能を統合した新しい制御プラットフォーム「AMAX IoTコントロールプラットフォーム」を発表します。
▶ Advantech Co., Ltd – 発表資料 >>
※以下、本プレスリリースの翻訳となります。
2025年7月、Advantech Co., Ltd(台湾、TWSE: 2395、以下 アドバンテック)は、「AMAX IoTコントロールプラットフォーム」の発売を発表しました。PLC、HMI、IoT機能をひとつにまとめ、PCベースで柔軟に構成できる制御プラットフォームとして、従来のシステム統合を簡素化します。精密な自動化アプリケーションにおいてタイミング精度の高いリアルタイム性能を実現し、特にPLCからPC制御への移行を検討する製造現場に向けた新たな選択肢となります。
制御の統合と高精度化
AMAXは、個別に構成されたPLC、HMI、通信モジュールによって統合が複雑化し、性能面でも制約が生じていた従来の自動化構成に対応します。本プラットフォームでは、これらの機能をPCベースのアーキテクチャに集約し、EtherCAT産業用イーサネットとリアルタイムOSを活用することで、半導体製造、高速組立、画像処理を含む生産システムにおいて、マイクロ秒単位の高精度な制御を可能にします。
CODESYSフレームワークをベースに、WindowsとLinuxの両方のランタイム環境に対応するAMAXは、既存のアプリケーション資産を活用しながら、高度なリアルタイム制御機能を利用できます。IEC 61131-3準拠のプログラミング環境により、従来のPLCシステムからのスムーズな移行が可能で、高度なモーション制御やロボティクス用途にも対応可能です。
用途に応じて選べるコントローラ製品群
AMAXシリーズは、製造現場のニーズに応じて選べる3種類のコントローラをラインアップしています。
・パネルコントローラ(AMAX-PTシリーズ):Intel® Core™およびIntel® Atom®プロセッサを搭載し、多様な表示オプションを備えたHMI中心の制御に最適です。
・産業用PCコントローラ(AMAX-7シリーズ):優れた拡張性と豊富なI/Oインターフェイスを提供し、複雑な製造プロセスや画像処理検査に対応可能です。
・ 組込みコントローラ(AMAX-5シリーズ):AMAX-5000スライスI/OやPCIeモジュールによる柔軟な拡張性を備えたコンパクト設計で、エッジデータ収集や中規模制御に最適です。
各モデルは、MQTT、OPC UA、CANOpen、Modbus®などの通信プロトコルに対応したEtherCAT I/O拡張を提供し、既存の自動化システムとの連携もスムーズです。
タイミング精度の高いリアルタイム性能
AMAXは、アドバンテックが長年培ってきた最適化技術により、優れたリアルタイム性能を実現します。Intel®のTime Coordinated Computing(TCC)技術と、アドバンテック独自のBIOS設計および自動化制御の専門知識を組み合わせることで、500μs〜1msのサイクルタイムと低ジッターを実現しています。
アドバンテックのエンジニアリングチームによる専門的なシステムチューニングと、検証センターでのテストにより、要求の厳しい自動化アプリケーションにおいても安定したタイミング制御が可能です。
包括的なソフトウェア統合環境
AMAX Studioは、デバイス設定、プログラム開発、システムチューニング、診断機能を統合したソフトウェア環境です。AMAXコントローラやI/Oモジュールに加え、EtherCAT、PROFINET、EtherNet/IP、CANopen、Modbusなどの主要な産業用フィールドバスプロトコルに対応しており、幅広いIoT自動化機器を提供します。
多機能を一つのプラットフォームに集約することで、AMAX Studioは業界固有のプロセスを柔軟に統合し、多様な自動化システムの設計・構築を効率化し、開発期間とコストの削減に貢献します。
主な活用分野と導入メリット
AMAXは、精密自動化、エネルギー管理、高度な機械装置など、さまざまな分野のニーズに対応します。マイクロ秒レベルのタイミング精度は、半導体装置や電子組立など高精度が求められる用途に適しており、統合型アーキテクチャによって画像処理を含む製造システムの構築を容易にします。
エネルギー管理やインフラ関連の用途では、AMAXの柔軟なIoT機能により、スケーラブルな監視・制御ソリューションを実現します。機械装置メーカーは、既存の設備構成を維持しつつ、先進的な自動化機能を取り入れることができます。
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