医療用画像管理システム導入事例(PACS)Micro-ATX産業マザーボード「AIMB-587」
2021/03/23
① 画像処理:高解像度データを分析。
② AIを用いた意思決定:あらゆる患者データを使用し、より良い意思決定を提案。
③ 合理性ある操作:さらなる効率・安全性を徹底。
システム要件
こうした医用画像処理装置には、「スペック」や「データ送信時の信頼性」が非常に重要な要素となる一方で、マルチタスクを行える高性能な演算能力が必要となります。データはCTやMRI装置などの複数のデバイスから継続的に取得されるため、より正確な画像診断結果を得るには、AIモジュールが一般的なマザーボードやAIソリューションと互換性がなければなりません。そのため、PACSに最適なAIソリューションの特定に時間がかかることがあります。
さらに、取得した大量の高解像度画像データを処理するためには、ビデオや画像を手術室からクラウドまでローレイテンシーで配信できる「高速なデータ送信」が必要です。また、データ送信時には、医療の機密性の観点から、ハードウェア・ソフトウェア両方にセキュリティ対策を行う必要があります。
PACSに最適なMicro-ATX産業マザーボード「AIMB-587」 産業グレードCPU&幅広いI/O接続
信頼性とプライバシーのためのデータ保護ソリューション
データセキュリティは、医療アプリケーションにおいて非常にシステム要件です。 AIMB-587は、データを暗号化し、システム制御やプラットフォーム認証を実行できるTPM2.0をサポートしており、外部からの攻撃やデータ盗難からシステムを保護することができます。さらに、ソフトウェアRAID 0 / 1 / 5 / 10対応のSATAポート(最大8つ)を搭載しています。さらに、Microsoft Azureを使用することで、全データを保存するクラウドバックアップサービスを受けることが可能です。
まとめ
Micro ATXマザーボード AIMB-587
- 第10世代Intel® Xeon W /Core™ i9 / i7 / i5 / i3プロセッサー搭載
- PCIe x16(第3世代)、1 x PCIe x4、1 x PCIe x1、1 x M.2 Mキー、4 x USB 3.2(第2世代)、6 x USB 3.2(第1世代)、最大8 x SATA III
- 4x LAN、2 x GbE LAN、2 x 10GbE LAN(オプション)
- 3画面独立表示が可能: 2 x DP / VGA / eDP
- TPM2.0をサポート(オプション)
- WISE-DeviceOn・Edge AI Suiteに対応
