機能安全対応のフィジカルAIプラットフォーム「MIC-735」を発表
2026/7/16
アドバンテック株式会社(本社:東京都台東区、以下 アドバンテック)は、NVIDIA IGX Thor™を搭載した次世代エッジAIプラットフォーム「MIC-735」が、「NVIDIA Halos検証ラボ」による認証取得に向け、大きな進展を遂げたことを発表します。
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※以下、本プレスリリースの翻訳となります。
2026年6月22日、Advantech Co., Ltd(台湾、TWSE:2395、以下 アドバンテック)は、NVIDIA IGX Thor™を搭載した次世代エッジAIプラットフォーム「MIC-735」が、「NVIDIA Halos検証ラボ」による認証取得に向け、大きな進展を遂げたことを発表します。NVIDIA 安全性重視のフィジカルAIフレームワークに対応し、初期段階のプラットフォームの一つとして位置づけられています。
ロボティクス・オートメーション分野におけるフィジカルAIの導入を促進
ヒューマノイドロボット、AMR(自律走行搬送ロボット)、自律機械、そして実環境で稼働する各種インテリジェントシステムへ、「フィジカルAI」の活用が急速に拡大しています。それに伴い、人との協働や現場での確実な運用を実現するために、機能安全、遅延のない確実な制御を可能にする決定論的動作、さらに国際規格への準拠が不可欠な要件となっています。
NVIDIA Halos AI System Inspection Lab認証プログラムは、システム全体の安全設計を体系的に評価・検証する高度なフレームワークを提供します。本認証プログラムの活用で、主要な国際機能安全規格への適合を効率化し、信頼性の高い安全な設計の実現を支援いたします。MIC-735は、本検証を通じて「IEC 61508」および「ISO 13849」をはじめとする主要なグローバル安全規格との整合性を確立しています。これにより、産業およびロボティクス分野における各種規制への対応力を大幅に強化します。さらに、本アプローチの採用により、安全関連の設計・開発プロセスを簡素化し、最終段階での認証取得に必要な工数削減を実現します。
強力なエコシステム連携により、次世代の安全重視AI市場へのアクセスを実現
機能安全は、予測が難しい実環境において機械が確実に動作し、安全に相互作用することが求められるロボティクス・産業分野において、フィジカルAIシステムの実用化を支える重要な基盤です。MIC-735は、NVIDIA Halos AI Labフレームワークとの連携により、機能安全に対応したNVIDIA IGX™プラットフォームを採用しています。これにより、安全性を重視したフィジカルAIエコシステムの拡充に貢献し、次世代ロボットアプリケーション開発に最適なソリューションを提供します。
NVIDIA IGX Thor™ T5000アーキテクチャを基盤とするMIC-735は、内蔵および外部センサデータを統合することで、リアルタイム処理を実現する高性能なプラットフォームです。これにより、周辺環境の高精度な把握と、システム全体における堅牢な安全機能を実現します。さらに、本設計は安全と制御を統合したフィジカルAI向けフレームワークを提供し、外部安全信号を確実に処理することで、ロボティクスおよび産業オートメーション分野における即時的なリスク低減を可能にします。
即時導入可能な安全対応フィジカルAIプラットフォーム
MIC-735は、ハードウェア設計の枠を超え、10年間の長期ライフサイクルサポートとNVIDIA AI Enterprise-IGXソフトウェアスタックに対応しています。これにより、NVIDIA NIMマイクロサービス、NVIDIA Isaacの基盤モデルや各種開発フレームワーク、さらにNVIDIA Metropolisを活用したAIアプリケーションの迅速な開発が可能となります。さらに、NVIDIA Holoscanプラットフォーム(Holoscan Sensor Bridge技術を含む)を統合することで、リアルタイムセンシングと、複数のセンサおよびAIプロセッサ間における高帯域かつ高精度な同期通信を実現します。
本製品は、状況が常に変化する現場環境での運用を想定し、セキュアなIPネットワーク経由で認証取得済みの非常停止(E-Stop)機能を含むリアルタイム安全制御に対応するよう設計されています。Endpoint Controllerをはじめとするエコシステム機能により、フリート全体の統合管理と指令の即時実行を実現します。さらに、「Wireless E-Stop Pro」を活用することで、緊急時には各AMR(自律走行搬送ロボット)へ直接ローカル制御や非常停止を行うことができ、現場での迅速なリスク対応を可能にします。
アドバンテックのMIC-735は、近日中にNVIDIA Halos検証ラボでの認証を完了する予定であり、これにより機能安全対応(FuSa-ready)プラットフォームとしての信頼性と位置づけを確立します。
業界初NVIDIA IGX Thorが生む、実運用に耐えうるNVIDIA認証システム
NVIDIA認証システムは、安全性の指標にとどまらず、プラットフォームの優れたパフォーマンス、セキュリティ、拡張性、そしてシームレスなソフトウェア統合における「ゴールドスタンダード(絶対的基準)」を象徴しています。アドバンテックの「MIC-735」は、これらの厳格な評価をすべてクリアし、NVIDIAより即時導入可能なAIプラットフォームとして正式に認証取得されました。これにより、導入企業はシステム構築に要する期間を大幅に短縮し、開発・統合時の技術的障壁を最小限に抑えることが可能となります。本実績は、フィジカルAI分野におけるアドバンテックの優位性を裏付けるものであり、次世代ロボティクス、ビジョンAI、最先端の医療アプリケーション向けに、信頼性の高い高性能なアーキテクチャをご提供します。
COMPUTEX 2026に出展
アドバンテックは、2026年6月2日~5日に台湾・台北で開催されたCOMPUTEX 2026に出展し、ブース番号#K0603aで次世代エッジAIプラットフォームをご紹介しました。詳細につきましては、アドバンテック公式ウェブサイト、または弊社営業担当までお問い合わせください。
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